妊活

【心身ともにデトックス!】妊活中にもおすすめ、穂高養生園

先月の一時帰国時、
長野県安曇野市にある穂高養生園へ行ってきました。

妊活を始める前からずーっと気になっていた、穂高養生園。

都会の喧騒から離れ、自分に向き合う2日間。

雄大な自然に囲まれると、本来の自分の姿に出会えた気がします。

妊活目的で訪れなくとも、
勝手に自然治癒力が上がりそうな場所です^^

こんな人におすすめ!

・都会の喧騒から離れたい
・妊活のことを忘れてゆっくりしたい
・心身ともにデトックスしたい
・とにかくゆっくりしたい
・穂高養生園の趣旨に賛同した

【基本情報】穂高養生園とは?


「食事・運動・休養」
この3つのアプローチから、
人間が本来持つ自然治癒力を高めることを目的にした宿泊施設です。

もずく
もずく
「療養園」と聞くと、
病気療養をイメージしますが、
穂高養生園は少し雰囲気が違います。

私が訪れた際、
色々な属性の宿泊者がいました。

1人でゆっくりしているOL
20代前半の2人組女性
夫婦もチラホラ
身体障害を持っている方とご家族 etc.

一人ひとりとお話しすることはありませんでしたが、それぞれが自分の時間を楽しんでいました。

穂高養生園は、
「里の家」と「新棟」と2つの施設に分かれています。里の家
築30年以上、当初からある施設で1泊から宿泊可能。
1人の場合、個室を指定しないと相部屋になることも。

新棟

5年前、建てた別館。
2泊以上から宿泊可能で、
里の家の宿泊者は中に入れません。
部屋は、個室か2人部屋のみ。
詳細 >>
公式ブログ 里の家と新棟の違いは?

今回は1泊2日のため、里の家で宿泊しました。
個室指定しなかったものの、満室ではなかったのか相部屋にならず。

①セルフケアによる自然治癒力の向上を目的とし、通常の宿泊施設とは異なります。園内は休養する場所です。

また、配膳や食後の食器洗い、シーツ交換はセルフサービスです。

②12月~3月は閉館しているので、宿泊できません。

穂高養生園との出会い

大ファンの西村佳哲さんの本で紹介された、代表の福田さんのインタビューがきっかけです。

 

福田さんは、対処療法の西洋医学に違和感を感じて鍼灸師になるものの、
「治療とは何だろう?」と疑問を抱くようになりました。

その答えを求め、色々な治療家のもとへ訪ねてみるものの、
自分が納得できる答えは見つからず。

最終的に行きついた答えが、
食事、運動不足、ストレスの3つが病気を招き、
この原因を解消すること=治療ではないかと考えて、穂高養生園が生まれました。

本の中では、養生園を訪れる人たちのストーリーも紹介されています。
自身がいかに日常生活内で抑制されているか?と気付き、滞在期間中に何かしらのヒントを得る人が多いようです。

アクセス ~車がないと超不便~

車があれば便利ですが、公共交通機関だけでは非常に行きにくいです・・。

詳細は公式ページをご確認ください。
穂高養生園へのアクセス

もずく
もずく

私の場合、
行きは、JR穂高駅からあづみ野周遊バスに乗車し、施設近くの有明山神社前で降車。

帰りは、JR穂高駅までレンタサイクル利用。

辺鄙な場所ではありますが、
時間や予算に合わせて自分に合ったアクセス方法を選べます。

1泊2日の滞在記

有明山神社前から5分ほど歩き、道沿いの大きな看板を見つけて到着。

入り口は一見、小学生の林間学校でありそうな宿泊施設。(失礼)

しかし、中に入ると、
そんじょそこらの宿泊施設とは全く違いました。

チェックイン

スタッフさんから施設説明を受けた後、受付カードを記入。

ここで出てきた、ハーブティー。
コースターが近くで取ってきたであろう葉っぱ。
葉っぱもコースターになることに驚く(笑)

ホールを通り抜け、部屋へ移動。
こちらで食事やヨガをします。それ以外の時間でも使用できます。

施設中央に、大きなデッキがあり、
晴れた日はここで日光浴も◎

和室もあるそうですが、今回は洋室でした。
ベッドとクローゼットだけの、シンプルな部屋です。

窓一面が緑で、
見ているだけでマイナスイオンを浴びている気分に。

穂高養生園の案内や、近くのハーブ園パンフレットが置かれていました。
周囲の散策マップもあったので、チェックイン後に外出することに。

木と人カフェまでの道のり

宿泊していた「里の家」から徒歩30分くらいにある、
宿泊者専用のカフェ「木と人カフェ」に行くことにしました。

事前情報はそれだけでしたが、
運動を兼ねてとりあえず出発ー

方向音痴な私でも、
写真を沢山掲載されていたので、迷わないはず!?


しかし、人通りがなく、車もあまり来ないため、

もずく
もずく
「道合ってるのかな?」
「本当にカフェなんかあるの?」

と不安に襲われながらも足を進めました。

やっと到着\(^o^)/
ログハウスですねー。

中に入ると、1階は休憩スペース。


2階は、昼寝やヨガが出来るスペース。緑が差し込み、心地よい空間です。


スタッフは不在のため、
ドリンクとおやつはセルフサービスです。お金はカンカンへー

ノンカフェインの自家製ハーブティー、紅茶、穀物コーヒーなどのドリンクがありました。

コーヒーとクッキーをいただき、ほっと一息。

初めてインカコーヒーを飲みましたが、すごく飲みやすくて購入しました。

少し周辺を散策した後、
夕食の時間が迫っていたので戻ることに。

途中、野生の猿と遭遇!!

【作りこみがすごい!】夕食

待ちに待った夕食です。
17:30~と少し早めではありますが、
散策して程よい空腹でしたのでちょうどいい頃合いでした。

早めの夕食時間に設定しているのは、
寝る前にしっかり食事を消化するためとか。


配膳は各自で行います。
早く食べたくて待ち遠しい時間です。

肉・魚・乳製品などの動物性食品は出ませんが、
はじめて玄米菜食を食べる方でも美味しく食べられるよう、数々の工夫が凝らされています。

メイン
・サラダ

・野菜フライ
黄色のズッキーニ、インゲン、湯むきトマト

・マクロビオムレツ
卵は使わず、工夫を凝らして見た目と味をオムレツに仕上げています。

豆腐、青菜、ラディッシュ、じゃがいも、おからこんにゃくでハムっぽい触感を再現。
ターメリックで卵の色付けを。

オムレツより、
胃もたれがなく食べやすかったです。味はオムレツ。

ごはん
数日寝かせた酵素玄米
お米は合鴨農法で収穫した安曇野産無農薬玄米

スープ
紫色のカリフラワーのスープ
白いきくらげが入っていて触感良し◎

和え物
詳細、聞きそびれました・・


なんと!夕食のみ、食後デザート付。
ちょうど安曇野はブルーベリーの収穫時期だったので、地元のブルーベリーをトッピング。
もちろん、乳製品などの動物性食品は使われていません。

もずく
もずく
食事の中盤に、料理長による解説があり、
それまでに自分なりに食材や調理法を分析するのも楽しかったです!

17:30から夕食が始まりましたが、18:30頃に完食。

食事の色合いや素材のおいしさを味わうと、自然と咀嚼が多くなり、
1口30回以上噛んでいました。

量が少なめの印象を受けましたが、
1つひとつ、丹精を込めて作り上げた食事に大満足でお腹いっぱいに。

夜ヨガ~就寝まで

※温泉写真はイメージ図です。

夕食後は、お風呂へ。

近くの渓谷から引いている天然温泉です。

ヒノキ風呂で塩素が入っておらず、
スーパー銭湯に行った時の、あの塩素臭さはありません。

少し小さめのこじんまりしたお風呂でした。


入浴後、しばらくしてから夜ヨガが始まります。

初めてヨガをする方も数名いましたが、
インストラクターがいるので問題ありません。

最後のシャバーサナのポーズでは思わずうたた寝をするほどに、
心地よい疲労感とリラックス時間でした。


22時の消灯時間まで、
・部屋で過ごす人
・再度お風呂に入る人
・ホールで友人と談笑する人・・

各自、思い思いの時間を過ごしていました。

22時消灯は早いように思いましたが、あっさり就寝。
周囲も暗くて静かだと、自然と眠りに誘われる感覚でした。

2日目

7時ごろ、起床。
部屋の窓から日が差し、自然と目覚めました。

身支度をしてから、再び温泉へ。
朝風呂、最高です!

森林散歩


スタッフの方が案内人となり、養生園周辺を散歩します。

途中、道に生えている植物の説明なども織り交えて、おしゃべりも。


緑に囲まれると、
自然と深呼吸を繰り返し、日常生活でいかに呼吸が浅いか発見!

近くの神社や古墳などを周り、
1時間ほどで養生園に戻りました。

マイナスイオンをたっぷり浴びて、気分も良し♪

贅沢な時間でした。

昼食

散歩から戻り、
10:30から昼食の時間です。
さすがにお腹が空き、散歩の途中から食事のことを考えていました(笑)

メイン
玄米のけんちん丼
インゲンの歯ごたえが最高。

みそ汁
なめこと大根の麦みそ汁

サラダ
プラムとひじきのサラダ
旬のプラムをひじきと合わせる発想がすごい、、そして美味しい。

その他
・出汁ゼリーときゅうりの長芋
ゼリーと絡めて食べるのが良し◎

・炊き合わせ
高野豆腐は、素揚げしています。

夕食に続き、
味わいながら1時間ほどかけて完食。

帰宅

帰りは、JR穂高駅までレンタサイクルを利用。
レンタサイクル屋さんに電話すると、自転車を養生園まで持ってきてくれました。


帰りは山を下りるだけで、ラクラク♪

途中、おしゃれなカフェなどの飲食店やお土産屋などもあり、
自転車で走っているだけで楽しく散策出来ました。

寄り道もあり1時間ほどかけて下山し、JR穂高駅へ。
電車数がかなり少ないので、余裕を持った行動をおすすめします。

こぼれ話【宇多田ヒカルが来た!?】

宇多田ヒカルの活動休止期間中、穂高養生園に滞在していたウワサが・・。

それを裏付けるように、近くの有名蕎麦屋さんにサインが飾っていました。

きっと穂高養生園で、
たくさん英気を養われたのかと思います^^

感想

正直、宿泊費は安くありません。
(その上、ハイシーズンで追加料金が・・^^;)

スタッフさんにお願いがあり交渉したところ、役所的な反応も・・(苦笑)

しかし、それ以上に穂高養生園では、
素晴らしい体験と本当に本当に心身ともにリラックス出来ました。

【穂高養生園で出来たこと】
・自然と呼吸が深くなる
・デジタルデトックス
・自分と向き合える
・身体の声に傾けられる

…言い過ぎかもしれませんが、
長期滞在すると本来の人間の姿に戻れそう。

妊活・不妊治療中におススメ

小学生未満の子供が滞在出来ず、とても静かな環境です。
妊活・不妊治療中の方も足を運びやすいです。

もずく
もずく
治療中、子供を見るのがつらいときありますよね。

「妊活のために穂高養生園に行く」と意気込むのではなく、
「本来の自分を取り戻しに穂高養生園に行く」という軽い気持ちで足を運んでみてください^^
結果的に妊活にも繋がります。

そんな環境を提供してくれるのが、穂高養生園です。

次回は2泊以上で滞在したいです~。

穂高養生園
〒399‐8301
長野県安曇野市穂高有明7258‐20

公式サイト
http://yojoen.com/index.html
ガイダンス記事
https://yojoen.exblog.jp/28312242/