こんばんは!もずくです。
現在、セブ島へ留学しています。
発展途上国のフィリピン。
セブ島でも至るところで貧富の差を感じ、「幸せとは何か?」を日々考えています。
幸せの答えはありませんが、少し見えてきたことがあります。
【本題の前に】フィリピンで驚いたこと
生活や文化などの違いによる驚きはありますが、異国の地なので想定内です。
一番の驚きは、
フィリピン人を取り巻く経済や環境は、本人のチカラだけでは脱出しにくいことです。
語学学校の先生は、フィリピンの現状をよく嘆いていました。
(とはいえ、みな愛国心にあふれています。)
海外で稼げるよう、週末は大学院に通いスキルアップを図る先生も多数います。
フィリピン人の月収を知って絶句
語学学校の先生たちのお給料は、平均1〜2万ペソ(日本円だと2〜4万円)の模様。
その分日本より物価が安いですが、
2万円だと日本でエステを1回受けるくらいの金額ですよねぇ。。
フィリピン人は自由に海外へ行けない
フィリピン人が海外旅行へ行こうとすると、
ビザ(査証)なしで行ける国はかなり限定されています。
ビザ申請にも、かなりの労力とお金がかかり、
ほとんどの先生たちはフィリピンを出たことがありません。
一方で、日本人はビザなしでいける国と地域は189ヶ所と、
世界で1番です。
(出典:ヘンリー&パートナーズ社 グローバルパスポートランキング)
そのため、「日本人はリッチだよね」と
フィリピン人からよく言われます。
私は、自分が金持ちだと一切思ったことがないのですが、
逆の立場から考えると、きっと同様の考えを持つと思います。
比較で決めていた、自分の幸せ
「自分が当たり前だと思っていたことが、実は当たり前じゃないかも!?」
日本を離れてみると、つくづく感じています。
正直、フィリピン人の現状と自分を比べてみると、
「私は恵まれているなー」と感じていました。
お金を持っていること・・
海外旅行へ行けること・・
これが、必ずしも幸せに繋がるとは限らないですよね。
給料が安く、また海外旅行へ行けないことが、
不幸と決められないはずです。
先生たちはフィリピン人として誇りを持っており、
給料が低くて貯金が少なくても、海外に行けなくても幸せだと言っていました。
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・・色々考えを巡らせていると、
ハッと気付いたのです!!
何かと自分を比較することで、
自分は幸せなのかそうじゃないかと決めているのではないか?
ということです。
「子どもを持つこと=幸せ」になっていないか?
幸せの価値観は人それぞれ違いますし、
いろんな答えがあるべきだと思います。
妊活中、子どもが出来ることにフォーカスされ、
「子どもが出来る」という目標達成が
幸せに繋がる
と考える方もいらっしゃいますよね。
実際、わたしも上記の方程式が幸せに繋がると考えていますし、
無理に考えを変えるつもりもありません。
ただ一度振り返り、
比較対象を全てなくして「自分は今幸せなのか?」と
問いかけてみました。
今も十分に幸せなのです^^
これから不妊治療に取り組んでいきますが、
子どもが出来ても、出来なくても、
変わらず等身大の自分が幸せであるということ。
そんなことを許容できる心を忘れずにいたいと思います。